金魚の飼育に関しての、日記というよりもメモに近いブログです。病気の対策と治療法・水づくり・水換え・餌・水温等の自分なりのコツや、分からないこと、課題を綴っています。

2008年3月22日土曜日

金魚の病気治療 ~白点病~

白点病について。

水温が比較的低い時期や変化が大きい時期になりやすいそうです。
水槽の水温を通常24℃に保ち、室温・気温ともに24℃以上になる夏は30℃以上にならない様に管理しているので、ほとんどお目にかからない病気ですが、過去に2度ほど治療をしました。

■症状
白い点々が体表やヒレに現れる。
点々の大きさは1mm以下です。

■治療法
基本的には塩浴と温度による治療だけ。
ひどいときはメチレンブルー液の薬浴も併用する。

■具体的な手順
塩浴の方法は「塩浴・薬浴の事前準備と手順」をまず参照してください。

薬浴も上記を参照してください。

さて、最後の仕上げに水温を上げます。
私の場合は上限29℃になるまで1時間に1℃上昇させます。

あとは、1~3日で完治します。
この間、当然糞をするのでこまめにスポイト等で吸い取ってあげましょう。
2・3日目は、同じ濃度の塩水で1/3換水します。このとき状態によりますが薬はもう入れません。

飼育水槽に戻すときは、まず1時間に1℃ずつ水温を下げます。
飼育水槽と同じ温度になったら、「塩浴・薬浴後の手順」と同じ手順を行います。

飼育水槽に、金魚をやさしく戻します。

以上で完了です。

忘れてましたが、病気が出た以上は飼育水槽も1/2~1/3の換水をしてください。

2008年3月19日水曜日

金魚の導入について その2

さて、トリートメントの開始です。

私は塩水浴を3~4日間というのが通例になってきました。

最近は、信頼できるお店から購入しているので、本来はしなくても良いのかもしれませんが、念のために実施しています。

前回のエントリーの手順を終え、30分ほど時間をおいてから、トリートメント用水槽の水を1リットル汲みます。
そこに塩を30~40グラム入れ、溶かします。
この塩水を20分間隔で5回に分けてトリートメント用水槽に入れます。
もちろん入れるときは、ゆっくりと時間をかけて入れます。

塩水を全部入れると、水槽は塩分濃度は0.3~0.4%になります。
いままでの経験上、この濃度が1番良いなと思います。

これで、ようやく本格的なトリートメントの開始です。

2008年3月17日月曜日

金魚の導入について その1

金魚の導入について。

複数匹の同時導入は飼い始めに、少ない知識と経験も全く無い状態でやった1度きりで、到底参考にはなりませんので、以下の手順はすべて、1匹を想定しています。

まず、真水を10リットル用意します。もちろんカルキ抜きをしたものです。
トリートメント用の水槽やバケツを用意します。出来れば15リットル以上入るものが良いです。

トリートメント用の水槽に上記の真水を入れ、ヒーターなどで導入予定の水槽の水温と同じにして、エアレーションをします。

金魚を買いに行きます。買ったらすぐに帰宅。

袋ごとトリートメント用水槽に。この時袋の口は開けておきます。
袋と水槽の水温が合ったら、エアチューブを使ってトリートメント用水槽の水をちょろちょろと入れる。
水を入れる間隔は15分。回数は5回。
入れる量は、
500ml
500ml
1リットル
1リットル
2リットル。
これだけ入れると、袋も結構パンパンになります。

5回目を終え15分たったら、袋から金魚を網でやさしく掬い、すばやく水槽に移す。
この時袋の水は水槽に入れない。

うつしたら、環境に慣らすため30分ほど放っておきます。
その間に、新しく5リットルの真水を用意しておきます。
くどいようですが、カルキ抜きをし、水温が合っているものです。

水槽の水は水合わせに5リットル使ったので、半分の5リットルになっています。
元の10リットルに戻すため、またエアチューブを使って水槽に新しく作った真水を入れます。
このときはインターバルは無く、一気に5リットル入れます。とはいえちょろちょろなので、結構時間が掛かります。

2008年3月14日金曜日

水草について

「金魚に水草はつき物」みたいな感じで、最初は水草も植えていました。

たしか、アナカリスとカボンバとういう王道でした。

照明はつけていたのですが、養分不足やらなんやらで結局ダメでした。

うまくやれば、水草はとても役に立つのでしょう。金魚の非常食にもなるし。

しかし、私がもともと水草育成に興味がないのも手伝い、最初の失敗であっさり見切りをつけました。何度も失敗して水を汚すくらいなら、最初から無いほうがマシだと。。。
それに、水換え時の掃除もやりやすいですから。

もしかしたら、金魚を育てるより水草を育てるほうが難しいのではと思うしだいです。

とはいえ、ちょっと悔しいのでいつかはリベンジしたいと考えています。

2008年3月12日水曜日

飼育のコツ~餌編・その2~

飼い始めの半年間に何種類かの餌を与えました。

その中で印象に残っている餌の紹介。

1、「冷凍あかむし」。
1粒だと多いので、包丁をつかって4等分にし、水で解凍してから与えました。
別にこのせいで病気になったわけではないと思うのですが、与えてからしばらくして、病気に罹ったので、気分的に「ナシ」です。

2、「金魚ガッツク」
これは大失敗でした。
使用方法に「金魚2~3匹に対して1粒ほど、1日に数回与えてください。」とあります。
ん?金魚2~3匹に対して1粒???どいうこと???
どうやって1粒を2~3匹で食べるのか。。。謎です。
とはいえ、評判も良いようだし、なによりお値段がお値段でしたので、無駄にするわけにはいかないということで、とりあえず1粒を3等分にして与えようと。。。
超硬いです、これ。包丁で楽々いけるかなぁと思っていたのです、とんでもない!かなり体重をかけ、ようやく割れたかなと思ったら勢い余ってどっかに吹っ飛んでいきました。。。
手に負えません、こんな餌。速攻でやめました。
そもそも、こんな硬い餌を金魚が消化できるのか?
それと、試しに1粒与えみてましたが、全然「ガッツク」感がありませんでした。

自分の中では今の餌の組み合わせがベスト。

2008年3月11日火曜日

飼育のコツ~餌編~

餌は1日1回、出勤前にあたえます。
量はありがちですが、3~4分程度で食べ終わるくらい。
キョーリン「ひかりフレーク金魚用」とジェックス「高級金魚の主食・小粒」を半々です。

餌の種類は、別に何でも良いと思います。

ただし、もったいない話ですが、冷蔵庫で保管していても3ヵ月程度たったら、新しい餌に買い換えています。古くなった餌は金魚に良くないそうです。
正直どのくらい古くなったかは分かりません(もしかしたら、まだまだ使えるかもしれません)が、製造工程に問題がなければ、新しいほうが良いに決まっています。

少ない小遣いから、餌代を捻出するわけですから、そりゃー痛手です。
しかし、金魚が病気や体調不良になるよりはマシです。

水換えもそうですが、金魚飼育は一定のリズムが肝心だと思います。きまった時にきまった事をする。これです。

餌も、スパッと割り切って買い換える。

2008年3月10日月曜日

飼育のコツ~水換え編~

水換えの頻度は、1週間に1度。
換水量はだいたい1/3~1/2。

■換水づくり
いたずらざかりの2歳の子どもに、犬が2頭。
水換えの2日前に換水の準備をはじめても、正直何が起こるか分かりません。
だから、水換えの1~2時間前に準備。
まず風呂場のシャワーを使ってバケツにお湯を溜めます。このとき、シャワーはバケツの結構上から。
温度は夏の場合水槽の水温に合わせ、冬は+2~3℃。
「金魚の水つくり」を規定量入れる。
そのままブクブクを入れ、1~2時間放置。

■実際の水換え作業
子どもが寝るのを待つ。
フィルターとエアーポンプのコンセントを抜く。
コケが付いているようならきれいにする。
底砂を撹拌。このとき浮き上がった大きなゴミや糞は網ですくう。
小さな糞等が沈むまで、少し時間を置く。
水換え・底床掃除用のホースを底砂に突き刺し、水を抜く。
つくっておいた水の水温と水槽の水温を合わせる。
合わせたら「青い麦飯石溶液」と「金魚元気。」を規定量より気持ち多めに入れ、ブクブク用のエアチューブを使って水槽にちょろちょろ入れる。
水槽の水がいっぱいになったら、フィルターとエアーポンプを稼動させる。

水換えに要する時間は大体1時間半程度。これならサラリーマンが9時10時に帰ってきて、風呂に入り、夕食をとってからでも大丈夫。

2008年3月7日金曜日

大成功

水槽リセットの結果は。。。

大成功!!!!!

かなり水質が安定しました。

リセットのまとめですが、成功の理由は正直よく分かりません。
実は、前回のエントリーで紹介した器具・調整剤等はリセット前から使っていた物もかなりあります。
ようは、組み合わせがうまくいったのかなぁと。。。

で、偶然なのかそれとも、考え勉強してきた成果による必然だったのか、とにかく以前に比べると比較にならないほど飼育環境がよくなりました。

肝心の新しい我が家の金魚ですが、小さい当歳魚はまだまだ経験不足の私には難しいと考え、以前よりも成長した個体にすることにしました。
偶然にも妻の実家の近所に金魚専門店があったので、そこでまず8cm程に成長した「羽衣青文魚」を購入。
さすがに1匹ではさみしいので後日同じくらいの大きさの「大和錦」を購入しました。

それぞれ4日間のトリートメントを経て、水槽へ。

これが2007年6月上旬の出来事で、今日現在2匹の金魚は元気に過ごしています。

2008年3月6日木曜日

水槽のリセット

水槽のリセット。

以下はリセット時に整備した飼育環境(設備)です。

水槽
当初のままの40cm水槽。

フィルター
ニッソー・「パワーキャニスターミニ(外部フィルター)」
ニッソー・「スライドベースフリー(底面フィルター)」
底面フィルターにはウールマットとフレックスの「極上」を混ぜた底砂。
外部フィルターには純正ろ材+ヨウ素殺菌ボール。

エアレーション
ポンプは水作。
ストーンはセラミック製。

水づくり
これが1番肝心なところ。
以下の3つの調整剤?を使用。
テトラ・「金魚の水つくり」
フレックス・「青い麦飯石溶液」
フルタニ金魚倶楽部・「金魚元気。」

■照明
コトブキ・「ピクシーネオ」

■ヒーター
ジェックス・「コンパクトスリム ホットパック100」

■冷却
メーカー不詳の冷却ファン(サーモ付)

■その他
日動・「たね水」

さて、結果は。。。

悪戦苦闘の半年間 その2

記憶が定かではないのですが、金魚を水槽に移してから約1カ月後に最初の犠牲者をだしたと思います。

黒出目金でした。死因は多分何かしらの病気だったと思います。

この最初の犠牲者をさかいに、病気との闘いの連続でした。

罹った病気は白点病・尾ぐされ病・松かさ病の3種類でした。

次に逝ってしまったのは、更紗リュウキンでした。黒出目金が逝った2ヶ月後だったと思います。
松かさ病でした。いろいろ治療を施しましたが結局ダメでした。松かさ病になる前も何度か尾ぐされ病を患い、その都度がんばってきたのですが、松かさだけは。。。残念。

結局、飼育開始から半年で最初に買って来た金魚+追加の東錦、計5匹を全滅させてしまいました。
もちろん色々調べ、色々手をうってきたのですが結果に結びつきませんでした。
しかし、同時に次につながる発見や、これはなかなか使えるなという商品もピックアップできました。

しばらく色々考えました。
失敗や前記した発見等を活かすべく、水槽をリセット。
底砂と水槽を含めた器具という器具を熱湯+イソジンで消毒。
必要な物を購入し、準備万端。

目標は、もちろん『水質の安定』です。

いよいよ、リスタートとです。

2008年3月4日火曜日

悪戦苦闘の半年間 その1

さて、いよいよ金魚の飼育開始です。

まずは、ネットと本でいろいろ勉強。
なんとなく分かった気がしたので、早速環境づくりを開始。

セット水槽に付いていたカルキ抜きを使い、水づくり。
エアレーションをしている間に、底砂と水草を買いに近所のペットショップヘ。
帰ってセッティングを開始。水槽に外掛け式フィルターをセットし、底砂をやや厚めに敷き、水草を植え、ブクブクを入れ、水をはり3日間そのまま放置。

3日後いよいよ金魚の購入。自分の眼を信じ赤出目金、黒出目金、更紗リュウキン×2と合計4匹。
1/3換水をした水槽の水で、水あわせ。もともとがせっかちな性格だが、ここはぐっと我慢。

2時間後、めでたく水槽デビュー。

っと、今思えばまったくおバカなもんです。。。

2008年3月3日月曜日

飼育のきっかけ


本格的に飼育をはじめたのは、2006年11月。

それ以前からなんとなく飼いたいなぁと思っていたのですが、なかなか行動できずに時間だけが過ぎていきました。

きっかけは、近所のホームセンターのリニューアルでした。
そこのペットコーナーがリニューアル後には無くなるということで、閉店セールをしていて何気なくのぞいてみると、セットの40cm水槽(GEX)が格安で売られていました。「かなり安いし、買ってよい?」と妻にたずねると、しぶしぶ了承してくれました。
「あ~やっと金魚が飼える」と、その時は年甲斐も無くうかれたものです。

しかしこの日から、悪戦苦闘の半年がはじまったわけです。