『マグロを産むサバが、次世代の漁業を作る』
という記事がちょっと前に「WIRED VISION」に掲載されていました。
インタビュー形式の記事で、代理親魚技術の研究者に技術的なことや今後の発展等について聞いています。
この技術の目的は、
「代理魚に産ませたマグロを自然の海に放して、数を補ってあげるということ。海で育ったマグロがある程度大きくなったら、それを捕るというのが自然に近いシステムだと考えています。」
といことと
「養殖産業が次のステップに進む上で、僕らの技術は強力な武器になると思いますよ。」
こういった技術は賛否両論ありそうですが、研究成果を適切に活かすのであれば、個人的にはすばらしい研究だと思います。もちろん世界的な資源管理を徹底することが前提ですが。
技術的な話も強く印象に残っているのですが、
「研究において一番苦労されたポイントはどこでしょう?」という問いに、
「一番大変なのは魚を飼うことだと思います。」と答えています。
そしてこう続きます。
「魚を飼育する上で、重要なことは何なのでしょう?」
「その答えはとてもシンプルです。要は、どのくらい本気で魚のことが好きかということに尽きます。」
こういった研究も根底に「本気で魚のことが好きか」といった基本的なものがあってこそ成り立つんだなぁと…なんだかちょっと感動してしまいました。
研究者の吉崎悟朗さんも小さい頃に何かしらの魚を飼育していたのかなぁ~と、勝手に想像してしまいました。
詳細はコチラ↓
http://wiredvision.jp/blog/yamaji/201004/201004231701.html
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