日経新聞Web刊に「日本人の美徳が景気後退を招く」という記事が掲載されていた。
「2011年4月21日付 英フィナンシャル・タイムズ紙」の記事だ。
「自粛ムード」という呼び方自体、いまいち腑に落ちない。
出来れば、大震災をきっかけに人々が今までの価値観を改めた結果、無駄な消費は控えようという動きであればと個人的には期待してしまう。
が、今までの大量消費前提の経済システムに変わる新たな経済システムも構築されていない今、やはり自粛なのだろうか。。。
それにしても、いかにも欧米人らしい内容の記事だ。
所詮、欧米人は狩猟民族で我々日本人は農耕民族。持って生まれた資質が違いすぎるように思う。
だから、今までの欧米人が作り上げた資本主義は、我々日本人には正直合わなかったのではと。
とはいえ、経済活動は必要だ。
なんで虫の良い話だが、今までどおり日本企業や農林水産業界などは海外に進出し、社会的欲求の強い欧米人やバブル期の一部の日本人のような中国人の欲求を満たしてやれば良い。
が、こうすることで大変な環境負荷が伴うのも避けられない。
結局、経済活動は、自国はもちろん日本のように資源の乏しい国は他国の環境をも破壊しなければ成り立たない。
悲しい事実だ。
自分は経済学も学んでいない普通のサラリーマンだ。
なんで、うまく言えないが今までの経済学がそもそも正しいのかということも含め、新たな資本主義モデルが構築出来ないのかと。
地球あっての我々だ。もっともっと環境破壊をせず、自然と共存する社会をなんとか実現出来ないものだろうか?
不謹慎かもしれないが、今回の大震災はこういった新たな社会を創り出す、神が与えてくれたチャンスなんじゃないかと考えしまう。
最後に、欧米人嫌いみたいな文章を書いたが、決してそういうわけではない。見習わなければならない素晴らしい資質を沢山持っていると思っている。
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